鍼灸とは

鍼灸とは、身体に鍼や灸で刺激を与えることで、様々な症状の治療、また健康増進を可能とする医療技術である。 発祥は戦国時代から後漢時代にかけての中国であるとされる。
近世まで、生薬方と共に東アジアの国々で医療技術として発展していった。 17~19世紀の日本では、鍼灸は発展を遂げ、現在で見られるような世界的な鍼灸活用と研究がされていった。 鍼灸は中国を中心に東アジア各地でされていた物理的療法である。

東アジアでの医療技法で、生薬方法に対置するものが物理的療法の鍼灸であった。 日本は江戸時代に鍼灸の技法と技術が急激に発達していった。 日本においては、生薬方を用いる医師と鍼灸を用いる鍼灸医は、早い時代から分業化していた。
医師と鍼灸医の分業は江戸時代の盲人政策によるものからはじまった。 盲人が鍼灸を職業とする歴史は世界の鍼灸を見渡しても例がない。 戦後には鍼灸医になるには国家試験が必要とされ、3年以上の養成が必要となった。

現在では東アジア各国だけでなくヨーロッパでも医療技術の1つとして認識されている。 金属製の鍼を使い、刺激を与えることによって自然治癒力を促進するものである。 日本では1993年に鍼師、灸師が厚生労働大臣によって国家試験を必要とする資格となった。

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